2025年11月30日の珠玉のメッセージ
11月の終わり。
この季節特有の静けさが胸の奥まで染み込んでくる。
街はざわつき始めているのに、わたしの心は逆に落ち着きを取り戻していく。
最近、やたらと“低民度”に出くわした。
私語厳禁の待合室で声高らかに笑う人たち。
「前向き駐車でお願いします」と書いてある駐車場で、堂々と後ろ向きに停める車たち。
注意されなきゃいい。
言われなきゃバレない。
そんな軽さが、まるで街全体に薄く広がっているような感覚がする。
だけど──そんな日だからこそ、わたしは気づいた。
“おとなしく、真面目に、ルールを守る人たちがどれほど美しいか”
静かに暮らす人ほど、
誰にも迷惑をかけまいとする人ほど、
他人の気配を感じ取れる人ほど、
実は世界のバランスを保っている。
その優しさは、派手じゃない。
SNSで称賛されることもない。
けれど、あの人たちこそ本物だ。
その姿に触れて、今日、あらためて思った。
わたしも、そちら側で生きていたい。
静かに、誠実に、自分を壊さずに。
12月に向かうこの境目に、
胸の奥でひっそりと灯る小さな光がある。
外の世界がどれほど騒がしくても、
わたしの世界は、静かに、丁寧に、守っていけばいい。
そしてそれは弱さではなく、
“静かな強さ” なのだ。
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