2025年11月16日の珠玉のメッセージ

11月の朝は、空気がいよいよ薄いガラスのようだ。
触れると割れてしまいそうなほど繊細で、どこか張り詰めている。
HSPの僕らにとっては、ただその冷たさを感じるだけで胸の奥がきゅっと縮むような瞬間がある。

けれど、そんな朝ほど救われるのは——
ゆっくり息を吐いて、湯気の立つカップを両手で包むときだ。

今日は、コスタリカの深煎り豆を少し粗めに挽いて、
ハンドドリップで落としたコーヒーが相棒だ。
濃厚なアロマが立ち昇るたび、胸のあたりのざわめきが、
まるで溶けたチョコレートのようにゆっくりほどけていく。

生きていると、心の温度が追いつかない日がある。
仕事、家族、老い、孤独、そして…ふと押し寄せる名もなき不安。
中高年の僕らは、若い頃のように勢いでは走れない。
だからこそ、日々の「小さな儀式」が必要になる。

それは、他の誰でもない『自分を取り戻すための儀式』。

コーヒーを淹れる。
ゆっくり注ぐ。
香りを吸い込む。
静かに座る。

たった数分の行為なのに、心の深部へと戻るための道しるべになる。
そしてその瞬間だけは、世界の雑音から一歩離れて、
「今日の自分」を再び拾い上げることができる。

外の世界は相変わらず騒がしい。
正解だとか効率だとか、誰かの声が突き刺さることもある。
だけど僕らの人生は、そんな尺度とは関係がない。
静けさの中で、丁寧に味わう時間の中で、
ようやく「本当の自分」が姿を現してくれる。

今日もまた、生きるための温度をひとつ取り戻す。
そんな11月16日。

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